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これが僕のお袋です。92歳、ボクは58歳。放蕩息子は介護の真っ最中です。今年の5月に心不全で倒れI CUに緊急入院。もうだめかと思いましたが、奇跡の生還を果たし、巣鴨のお地蔵さんにまでお参りに来ることができ、ほっと安心した気持ちがこの笑顔です。入院時には毎日病院に通い、眠っている母に「生きてますか」というと「息しとるかどうかなんて見れば分かるやろ。ハイ、生きてますよ」と答えていました。親父が肺炎で倒れてから、二人の息子を女手一つで大学まで出した働き者のお袋。兄貴はボクに「俺の願いはあの健脚でもう一度大地を踏みしめ、美味しいものを食べさせて、美しい風景をみせてやりたい」といいました。
この2ヶ月間、ボクもそのことばを実現させたく、慣れない介護に必死で取り組んできました。本当に周りの人々のお陰で歩けるようになり、遠出のときは車椅子が必要ですが、お袋がここまで元気に回復したことがボクの幸せです。