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山に囲まれた集落にポツンと佇む小さな家の片隅で、薪ストーブにあたりながら背中を丸めて座っている女性。夫に、青森のばあちゃんに会いに行こうと言われた時、私はまだ会ったことのないおばあちゃんの姿をこんな風に想像した。しかし実際のおばあちゃんは、おばあちゃんという雰囲気じゃない。私でも持てなさそうな重たい薪を両脇にひょいと抱え、古くなった薪ストーブを庭に置いてその上でバーベキューさながらの料理を作ってくれる。キャベツやネギがない、となれば畑へ鎌を持って直行。目的の物をカゴいっぱいにして戻って来る。料理が出来ると一言。「食え。」なんか格好いい。全ての仕事を終えた彼女は庭の隅にしゃがみ、一服。
都会じゃ多くの人が禁煙したりミリ数を減らしたりしているのに、彼女はキツーいECHO。それを実に旨そうに吸う。田舎のおばあちゃん、なんてとんでもない。彼女は粋である。キラキラしていて、眩しい。