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「88歳で現役フラダンサーはうちの婆ちゃんぐらいとちゃうか?」と息子は言う。
昨年に米寿を迎え、フラダンス歴16年。ボランティアで老人施設を訪ね、ダンスを披露しては自分より年下の老人を励ましてくる。自分で「出たきり老人」と名付けて毎日を楽しんでいる。
そんな母が「死ぬまでにもう一度ハワイでフラダンスを踊りたい」と言い出し、東京に就職した息子も「祖母の冥途の土産に家族でハワイに行くらしい」と上司に言うと「そんな事なら君もお婆ちゃん孝行に行って来い」との事で成田から直行でハワイに。
大阪から母、主人、私、娘が出発。母のハワイ旅行は家族全員参加となった。ハワイではフラダンス講習会参加やフライベントを予定に組み込み、フラ三昧の旅行となり、母の至福の時。まさしく人生のゴールデンタイム。
帰りの飛行機の中で母は「来年は90歳で卒寿やから、お祝いにハワイに行こう」冥途の土産はハワイ一回分では足らないみたいだ。