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戦前の私が小学生になった時に、祖母に勧められ母の台所のお手伝いをさせられた。それ以後は料理を作ることは「苦」にならない。
定年後に、老人大学の「料理教室」に入学して、一層のおもしろさ楽しさを感じた。
男子学生は2人だけであったので、「私だけが楽しんではいけない」と思って、部活の『男の料理教室』を作って、他の学部の男性を呼んだ。講師は料理教室の先生を頼んだ。
部活に慣れてくると、週に1回の自分だけのを作るのが物足らなくなって、中には「他の人にも味わってもらおう」と言い出した。
ちょうど、老人大学に隣接して『老人ホーム』があるので、実習を兼ねて「ボランティアで料理を作ろう」と言うことになった。
私たちが作ったものを「おいしい」と食べてもらうことに<生き甲斐>を感じて、「将来は自分もこの入居者のようになるのではないか。将来の自分のために料理を作る」と考えると1週間後の次回が待ち遠しいのである。