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私のふるさと舞鶴に長谷(ながたに)という過疎の集落が有る。村の存續が危惧されていたが、三年前ボランティアが立ち上がった。その関係者から、活動を写真に撮って欲しいと依頼された。
今年六月、薄曇りながら暑い日、京都、大阪そして近隣から六十名余りの老若男女が集った。主たる目的は、村の特産品にしようと植えた柚子の世話であったが、先ず大地を覆うばかりの雑草を除去する大仕事が有る。皆、和気あいあいと、そして玉の汗を流した。
ほの花ちゃん、八才の少女に皆驚いた。自分で出来る事を自分で考え、脇目もふらずに懸命に働く。前が見えぬ程一杯の草を抱え、流れる汗も拭かずに運ぶ。感動的であった。休憩!の声に、ほの花ちゃんを真ん中に、地元のおじいさん、若い女性が座った。
「ほの花ちゃん、よく頑張るね」彼女の顔が天使のように見えた。他人の為に懸命に働く。人間はこんなにも美しい。感動の一日。私のゴールデンタイムであった。