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わが家の初孫は重度障害を持って1973年冬に誕生した。1975年、私たち夫婦は孫がお世話になるお返しに障害児とその家族を無料芋掘りに招待することにした。約千坪の畑に芋を植え、収穫期になると毎年30ヶ所の在宅障害児や施設の方々千人ほどがやってくる。泥にまみれて芋を掘る身体障害児。風のように走る知的障害児。掘った芋を寮の先生にあげる孤児等。私は子どもたちを赤いトラクターに乗せて畑を回った。延べ3万人を越す温かい芋掘り交流は、第30回(2005年)をもって終了した。ダンボール箱3箱も届いたお礼の手紙は私の宝物となった。2歳だった孫も現在34歳。身体障害はあるがパソコンを駆使するユニークな市役所嘱託職員である。
以来、私たち夫婦の趣味であった登山も全国1,241山を登頂したり、ひ孫の誕生に横12メートル高さ6メートルの大凧を作って揚げたりと、人生への歓喜と興味は止まぬ。妻と二人三脚81歳の青春記はまだまだ続く。